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シネマ ノヴェチェント開店まであと99日!

JUGEMテーマ:映画
10月も今日で終わり、オープンまで100日を切ってしまいました。
今日は正式に賃貸契約を結びに蒔田に行きます。
これで来月からは店子として堂々と出入りできるわけです。
それはさておき、ザ・グリソムギャング立ち上げの時以来お世話になりっぱなしの(有)鈴木映画さんに今回も多大なご協力を賜っています。
http://www.suzukieiga.co.jp/
私がフィルムにこだわる姿勢にシンパシーを感じて下さっているからでしょうが、先代の社長・文夫氏はドキュメンタリー映画の製作もフィルムで行っていました。
それが2002年に製作された「住井すゑ 百歳の人間宣言」です。

この作品は「橋のない川」などで知られる作家・住井すゑ氏の人間像に迫る記録映画で、生前住井氏と交流があった文夫社長がその人徳に惚れ込み、私財を投じて製作されたものです。
自主製作ゆえホール上映がメインでしたが、各地で話題となってかなりの動員を果たしました。
私も地元の麻生市民ホールを借りての上映と、グリギャンでの上映と、2度上映会をやらせていただきました。
製作から10年以上経った今も、日本のどこかでホール上映されている秀作ですが、横浜地区ではまだ上映されていないとのことなので、「ファイナル・オプション」と共にシネマ ノヴェチェントのこけら落としに選ばせていただきました。

(写真右から2人目が鈴木文夫氏)
左翼系の大物のように捉えられている住井氏ですが、その主張は人間として至極真っ当なもので、道理がまかり通らない現代であるからこそ上映する価値が大きいと考えています。
映写設備のみならず、フィルム提供までして下さる鈴木映画さんにはただただ感謝するほかありませんが、その思いに報いるためにもフィルムでの映画上映に今後ともこだわり続けたいと思います。
 
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